冒頭と最後に演っていた新曲は今までのUKロック的な楽曲とはまた違う方向性だった。
1曲はギターリフがグルーヴを作るポップな楽曲。1曲はモットザフープルとかBuffalo springfieldのフィルターをしっかり通したゆったりした曲だった。
「当時、英語でやれば何でもかっこいいみたいな風潮があったからオレたちは日本語でもかっこいい曲が作れることを証明しようとした。」
"空からの力"をリリースした当時の事を語ったキングギドラのインタビューを思い出した。
世のCITY POPの流れとは全く違う島にいるんだけど、70年代の日本のフォークロックバンドとの親和性も感じさせる、ヒリヒリした日本語であるロックのかっこよさ。両曲ともルーツとは繋がっていながらオリジナルに収めてるところで聞き応えがある。改めてこのバンドの実力の高さを実感した。
この2曲と今までの曲とのバランスもすごく良かった。
24hour controlは京都nanoと大阪pangeaにレギュラー出演してる事もあって、ライブ慣れしてた。相変わらずMC無しだけど音で演出する力がだいぶ上がってた。
リードギターのギターソロが極まってて、ジミーペイジみたいな情熱的なチョーキングが連続コンボしてた。
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