昨日はもともとイベント行くことは決めてたのに、余裕で神戸に遊びに行ってて、南京町(超好きな場所)で16時過ぎたくらいに「何時に出るだったけ?」と時間検索したらすでにギリギリだった。
イベントスタートは18時30分なのに。2時間くらいかかるの?元町ー西院てそんなに遠いのか・・
西院のライブハウスに神戸のバンド出てることよくあるけど、そんな時間かけて行ってるなんて。
でも行くと決めたんだから。阪急乗り継いで、18時30分ちょい過ぎで西院GATTACAにチェックイン!
この日はThis Is Thisのイベント。
これがフライヤー。もう4回目だ。
観に来たのは2年ぶりだった。ホームページできてたのもの知らなくて(
http://tit0000.tumblr.com/)見失ってた。その間、京都を中心にコンスタンスにライブ活動をしてて、東京だったり、高知だったり、遠征もしてて、活動の幅を広げていたようだ。
この日は久しぶりの自主企画ということで、彼らの音楽性に通ずる選りすぐりのバンドを、関西に留まらず、愛媛からも呼んでいた。
これはThis Is Thisが作ってるシーンだ。「これはシーンなんだ」という空気をすごく感じだ。
ボクが良く観に行くバンドはポップなジャンルが多い。UKロック、インディポップ、モダンガレージとか。それはそれでいくつかのシーンがあるんだけど。
なんというかそれに比べて、段違いの緊張感、シリアスさを感じた。パンクバンドのイベントも何度かは行ったことあるけど、それとも違う。なんというか、イベントに良くあるような、慣れ合ってる感じがほとんどない。音楽を演奏する人たちと音楽を聴きに来る人たち。この仕切りが明確に分かれているように感じた。それがすごく新鮮だった。
西院GATTACAは初めてだった。1階が事務所で2階が練習スタジオ。3階がライブハウスになってる。ということでビルまるごとが関連になってる。京都って地下じゃない場合が多くって新鮮。
This Is Thisの出番はトップだった。主催なのにトップ。
すごくかっこいいライブだった。メンバーが増えてて、ギターが3人になってた。
5人のポジションニング取りがすごくうまくて、絶対にブレないリズム隊とギターのアンサンブルが1つになる瞬間もあるし、拡散する瞬間もある。すごくエキサイティングだ。
1つになる瞬間は圧巻たるパワーがある。そしてThis Is Thisの良いのは楽曲のフックがわかりやすいところ。ボクは彼らのようなジャンルは聡明ではないのだけど、それでも高揚感が得られるのは、楽曲の作りが丁寧で、マニアックになりすぎず、わかりやすくしてくれてるところだ。
この日はフロアライブだったから、正直、音のバランスは良いとは言い難い環境だったんだけど、しっかりと曲に入っていけるし、興味はそらさない。
後半3曲は特にキャッチャーな曲だった。緊張感の包囲網はフロア全体を支配して、観客はThis Is Thisの演奏に自然と身体で大きくリズムを取り、独特のグルーヴが支配していた。
今年は音源のリリースだったり、海外からのアーティストをサポートしたり、露出が多くなって行くとのこと。ちゃんとした音源が出たら、きっと注目される存在になるんだと思う。
あと2バンドくらい観てから西院を後にした。2つともかっこよかった。
ライブの迫力に押されてしまって、また挨拶することができず。ごめんなさい。藤本さん。また観に行きます。
TJ
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