火曜は梅田シャングリラに行ってきた。
目当てはもちろんthe city.。この日のトリだった。
ボーカルギターの人はJOY DIVISIONのUNKNOWN PREASURESのTシャツ、ギターはCUREのTシャツ、音出しでthe smith のthis charming manのイントロを弾く。こんなバンドが良くない訳がない!
実際、UK感全開の音出してかっこいいライブするバンドだった!
sound cloudを聴く限りはシューゲイザーバンドだと思ってたんだけど、それはほんの一部の側面だった。
セットリストはマンチェスター的なポストパンクな曲あり、グラスゴー的なギターロックな曲あり、ジザメリとかCUREみたいなオリジナルシューゲイザーな曲あったり、80年代のUK ROCKを辿るかの如く非常に多様。
しかもその表現の仕方がうまい。
ある程度やりつくされたジャンルを下地にしてるにしても、すぐ眼につく大味な部分じゃなくって「あー、ここをもってくるんだ!」っていう独特の着眼点がある。ヒット曲単位(youtube的聴き方)じゃなくってアルバム単位で空気感押さえてると思う。音楽を点だけじゃなくて線でも押さえる。聴いててすごく新鮮。
それでいてボーカルの声がまた良い。SOUND CLOUDでは深すぎるリヴァーブで隠れてたけど、高い地声を押さえながら、わざと低い音程で歌ってる感じ。すごいUK感あった。リヴァーブいらないんじゃない!?もしくはライブとのギャップをだすためにわざと?って思ったりする。
ライブのパフォーマンスも、ただつっ立ってる(シューをゲイズする)っていうよりも結構アグレッシブになる瞬間があったりする。湧き上がるものが抑えきれないっていうのを出してて、こっち側もそれに引き込まれる。
the cityは、まだまだ完成形ではないけど、なかなか稀なセンスを持つロックバンドだった。
お客さんは1人か2人しかいなかったけど、それも今のうちだけかなって思わせるもの持ってた。
TJ
PR