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Nahavand@中津Vi-code




前の公園ののどかさと高架下のコメディアンの落書き。
駅前にある不気味な立飲み屋。正常そうで良く見たら独特な街の中津。
Vi-codeは本当に久しぶりだ。

"海外のシーンを彷彿とさせる洗練された音楽を集めたイベント"
ということだったが、到着した時に演奏していたカツマーレは京橋駅前で演奏してそうなユル系アコースティックバンドだった。
元々のスケジュールではYDESTROYDEが出演予定だったが、キャンンセルになってしまったらしく、テーマとは若干かけ離れてしまったらしい。
ライブハウスのブッキングも大変そうだ。

フロアでNahavandの両氏と再会のあいさつする。
時里君は髪型がジムリードみたいになっていた。
ある意味”オールジャンル”のブッキングで(と言っても他は普通のロックバンドだが)
このバンドがどんな受け入れ方をするんだろうというのが、今回気になってた観点だ。

前半、フロアで懐疑的な空気が支配していたのは予想通り。
しかし、除々に
曲間での拍手が目立つようになり、評価は反転した。Docummentary以降の後半からは明らかにそこにいた観客のほとんどに受け入れられていた。
Nahavandが特定のファンが集まるイベントや知ったもの同士のイベントなど特殊な環境に限定されて評価されるクローズされたバンドではなく、ランダムでフラットな観客に対しても、何らかの衝撃を与え、反応を得られるオープンな実力を持つバンドであると証明されたのだ。


彼らは自分たちの音楽性を「ロックの手法を使ったヒップホップである」と言う。

長谷川町蔵の名著、『文化系のためのヒップホップ入門』では"先進性を突き詰めるロックとヒップホップは全く別の性質もを持つ"と説いている。つまりこの両者を組み合わせるのはそれほど容易ではない。
ヒップホップの手法を使ったロックの表現はこれまでたくさんあった。
しかし、彼らは最終的な着地点をヒップホップに定めている。
これが聴くものに新鮮さを植付け、間違いなく彼らの武器だ。




●1週間限定配信 ※配信は完了しました



欲を言えばもう少しエンターテイメント性のあるライブ(客に迎合すると言う事ではなく)を観てみたいが、曲の質、アプローチ共にそれを超えるほどの魅力は確実に持っている。
これからどう成長していくか本当に楽しみだ。



5月25日@vi-code
スーパーアスレチックス
the uoza
カツマーレー★☆
ざらめ箱※
Nahavand★★★★★☆




Nahavandは6月17日のUK ROCK NITEにも出演してくれます!
彼らのパフォーマンスを是非目撃してください!





TJ
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