カウンター GIG REPORT|Super Real Rock Magazine 忍者ブログ

Super Real Rock Magazine

センスの良いインディロックバンドの情報と旅先の情報を発信

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

The Forevers/Helsinki Lambda Club @ ミナミホイール

連勤のようにアメ村に向かう。ミナミホイール3日目。
image

今日はロックバンドを2本。
1つ目はKnaveにてThe Forevers
go!go!vanillasとかThe Bohemiansみたいな、いわゆるリバティーンズ以降の日本語ガレージロックバンド。
「なんだよ(客が)スカスカじゃねーか」(そんなにスカスカじゃない50人くらい居た)「この前大阪のバンドに聞いたら、ミナミホイールのKnaveって失敗だって言ってたわ」という、今時珍しい、誰も得しない、毒舌MCにびっくり。MVを観た印象では行儀の良い、気だてのよい青年4人組という印象だったのに・・。人を外見で判断してはいけない。だた4人ともがいい味出したロック顔(2枚目というわけではない)だし、曲も良かったし、そしてMVよりもなぜか、歌と演奏が上手だったのでライヴは見ごたえあった。

image



次はFUNJ TwiceでHelsinki Lambda Club
MVで視聴してた段階でかなり曲が好きだった。特にマニさんが監督した曲はPULPのcommon peopleのリブートともとれる歌詞の世界観がニクイ。
他の曲も、洋楽の要素と邦楽の要素のバランスが絶妙で、洋楽的背景がわからない人でも全然入っていけるポップなとこを持ってるのが強い。歌詞の内容も、中2病とは違う角度の20代の青さがあってよい。
でFUNJ Twiceに行ってみたらさすがの入場規制。ライヴパフォーマンスも好感が持てた。他のバンドみたいに、コールアンドレスポンスみたいのを強要したり、手拍子や手を横に振るアレを強要することもない。ましてや客いじりや悪態もつかない。無理矢理参加型にしないのは観客としては居心地よい。逆に自分らがちょっと面白い動きしたりして、わざと見せ物になる姿勢は、パフォーマーとして素晴らしいと思った。さすがマニさん推しのバンドだけあって、「これは人に支持されるな」と思える良いバンドだった。このバンドが人気出るのは全然あり。

image
マニさん監督のもいいけど、この曲が頭から離れない。



今年もミナミホイール楽しかった。ちょっと気になってたバンドがまとめて観れるし、これからって覚悟決めてるバンドはどれもパワーあって良いライブしてくれる。いろんなライブハウス回るのも楽しい。
来年は知り合いのバンドがもっと出てほしいかな。

image

TJ
PR

SPECIAL FABORITE MUSIC/Awesome City Club/Somedays/忘れてモーテルズ@ミナミホイール

ミナミホイール2日目。
BIGCATでパス交換。去年に引き続きでまだ2回目だけど、
ここに来ると、ミナミホイール来たなって感じる。
まずはOSAKA MUSEにて、元・NOKIES!久米君の新バンド、SPECIAL FABORITE MUSICから。
管楽器やキーボードがいて、女性ボーカルがいるからアーケードファイアみたいのを創造したけど、それほどアヴァンギャルドではなく、音源のデザインでも象徴してるように、カクバ的なノリから80年代の歌謡曲までカバーしてるような、ポップスの志向が強いバンドだった。
久米君の日本語詞の歌が久しぶりに聞けて(NOKIES!は初期、日本語詞の曲がいくつかあった)
うれしかった。

image

次はAwesome City Club。15分前だけどJANUSは入場規制でいっぱい。何とか入れた。City Pop志向のバンドとしては珍しくメジャーレーベルのバンドということで演奏は上手だし、途中でラップを入れたりして、商品としての味付けがわかりやすい。けど、キッズ向けのベロベロバーみたいな、何か"ぽく"してるだけみたいな。昨晩観たceroが魅せる緊張感、ルーツ・ミュージックとのリンクの妙だとか、音楽性としての面白さは薄い。相手にもならない。
こういうバンドは1個づつ見てかないと音源だけじゃ信じられないと改めて思った。

次はCONPASSでSomedays。視聴で聞いてたとおりのシンセポップのバンド。
ただ、ライヴ活動をあんまりやっていないようで、演奏するのに手いっぱいという感じで、視聴してた以上のものは伝わってこなかった。昨日のceroからAwesome City Clubまで共通してたのが、音楽性も高いけど、ライヴパフォーマンスでも満点とりにかかるっていうレベルだったので、ライヴパフォーマンスができてないと余計にそこが目立ってしまう。

この日の最後はFUNJで忘れてモーテルズ。サザナミレーベルから音源を出してる歌謡ロックンロールバンド。怒髪天と80年代のニューロティカを合わせたような楽曲で、単純に楽しめた。
最後の見るにはちょうどよかった。
気負いの無いパフォーマンス、独特の哀愁感。MVになってる「さよならの歌」はライヴですごく映えててよかった。新しい音楽やってるバンドもいいけど、こういうベタな曲やってくれるバンドもミナミホイールはもっと出してほしい。

24hour Control @ 神戸ヘラバラウンジ

IMG_1861
IMG_1860

冒頭と最後に演っていた新曲は今までのUKロック的な楽曲とはまた違う方向性だった。
1曲はギターリフがグルーヴを作るポップな楽曲。1曲はモットザフープルとかBuffalo springfieldのフィルターをしっかり通したゆったりした曲だった。

「当時、英語でやれば何でもかっこいいみたいな風潮があったからオレたちは日本語でもかっこいい曲が作れることを証明しようとした。」
"空からの力"をリリースした当時の事を語ったキングギドラのインタビューを思い出した。
世のCITY POPの流れとは全く違う島にいるんだけど、70年代の日本のフォークロックバンドとの親和性も感じさせる、ヒリヒリした日本語であるロックのかっこよさ。両曲ともルーツとは繋がっていながらオリジナルに収めてるところで聞き応えがある。改めてこのバンドの実力の高さを実感した。
この2曲と今までの曲とのバランスもすごく良かった。

24hour controlは京都nanoと大阪pangeaにレギュラー出演してる事もあって、ライブ慣れしてた。相変わらずMC無しだけど音で演出する力がだいぶ上がってた。
リードギターのギターソロが極まってて、ジミーペイジみたいな情熱的なチョーキングが連続コンボしてた。

プロフィール

HN:
TJ
性別:
非公開
自己紹介:
since 2008.

センスの良いインディ・ロックバンドと旅先の情報を発信。
-----------------------------------------
BEST WORKS.

→MV Dir :https://www.youtube.com/...
→Article :
https://belongmedia.net/tag/tj/...
→SOUND ENG:
https://www.youtube.com/...

ブログ内検索