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センスの良いインディロックバンドの情報と旅先の情報を発信

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The Foglands @ 北堀江club vijon


1月25日、旧メンバー構成のラストライブ。最終曲<Backward Pawn Blues>がクライマックのアンセムを起こした。http://ukrocknite.blog.shinobi.jp/gig%20---reports/?pageNo=2
そして、新体制メンバーとなっての1回目のライブとなった昨日の1曲目は<Backward Pawn Blues>であった。あの時、現場にいたものとして「あっ!」って思った。
あえて選曲し、改めて第2幕目を始めることを宣言しているようであった。同じ曲であるが、ステージから受ける印象は明らかに違っていた。メンバーが違うということだけではなく、それは音にも表れており、"POP"になったと感じた。これからいろいろなことを吸収し、広がっていけるような身軽さを感じた。根拠は無く、直観的ではあるんだけど。そう感じた。
あの時と同じ曲であることでその違いがわかりやすかった。「次へ行く」。冒頭から決意の1曲を強く印象づけていのだ。にくい演出してくれる。

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この日は東京のエレクトログループ「NACANO」のレコ発イベントのオープニングアクトと言う位置づけであったが、MV公開曲を中心としたセットでたっぷり30分の演奏だった。

相変わらず、ヤケドしそうな熱いパフォーマンス(Vo./Gt黒沢君の今までより男気30%増しのMCも含め)であり、最後の「Guernica」まで最高だった。
ふと、先日見たTHE CHARLATANSのステージと同じ水準での高揚感を得ていることに気付いた。
ポップになり、しかもこれだけ地に足がついたロックンロールのパフォーマンスが出来る日本のバンドを他に知らない。
お腹いっぱい。大満足で「再入場禁止」のclub Vijonの出口を出ていった。

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次回のThe Foglandsのライブは5月23日(土)のBELONG MAGAZINEのイベント"MAKE IT SCENE vol.1”。この日はNOWEARMANも出演するし、なかなか楽しい日になりそうだ。

TJ
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THIS IS THIS @西院GATTACA

昨日はもともとイベント行くことは決めてたのに、余裕で神戸に遊びに行ってて、南京町(超好きな場所)で16時過ぎたくらいに「何時に出るだったけ?」と時間検索したらすでにギリギリだった。
イベントスタートは18時30分なのに。2時間くらいかかるの?元町ー西院てそんなに遠いのか・・
西院のライブハウスに神戸のバンド出てることよくあるけど、そんな時間かけて行ってるなんて。
でも行くと決めたんだから。阪急乗り継いで、18時30分ちょい過ぎで西院GATTACAにチェックイン!

この日はThis Is Thisのイベント。

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これがフライヤー。もう4回目だ。
観に来たのは2年ぶりだった。ホームページできてたのもの知らなくて(http://tit0000.tumblr.com/)見失ってた。その間、京都を中心にコンスタンスにライブ活動をしてて、東京だったり、高知だったり、遠征もしてて、活動の幅を広げていたようだ。
この日は久しぶりの自主企画ということで、彼らの音楽性に通ずる選りすぐりのバンドを、関西に留まらず、愛媛からも呼んでいた。
これはThis Is Thisが作ってるシーンだ。「これはシーンなんだ」という空気をすごく感じだ。

ボクが良く観に行くバンドはポップなジャンルが多い。UKロック、インディポップ、モダンガレージとか。それはそれでいくつかのシーンがあるんだけど。
なんというかそれに比べて、段違いの緊張感、シリアスさを感じた。パンクバンドのイベントも何度かは行ったことあるけど、それとも違う。なんというか、イベントに良くあるような、慣れ合ってる感じがほとんどない。音楽を演奏する人たちと音楽を聴きに来る人たち。この仕切りが明確に分かれているように感じた。それがすごく新鮮だった。

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西院GATTACAは初めてだった。1階が事務所で2階が練習スタジオ。3階がライブハウスになってる。ということでビルまるごとが関連になってる。京都って地下じゃない場合が多くって新鮮。

This Is Thisの出番はトップだった。主催なのにトップ。
すごくかっこいいライブだった。メンバーが増えてて、ギターが3人になってた。
5人のポジションニング取りがすごくうまくて、絶対にブレないリズム隊とギターのアンサンブルが1つになる瞬間もあるし、拡散する瞬間もある。すごくエキサイティングだ。
1つになる瞬間は圧巻たるパワーがある。そしてThis Is Thisの良いのは楽曲のフックがわかりやすいところ。ボクは彼らのようなジャンルは聡明ではないのだけど、それでも高揚感が得られるのは、楽曲の作りが丁寧で、マニアックになりすぎず、わかりやすくしてくれてるところだ。

この日はフロアライブだったから、正直、音のバランスは良いとは言い難い環境だったんだけど、しっかりと曲に入っていけるし、興味はそらさない。
後半3曲は特にキャッチャーな曲だった。緊張感の包囲網はフロア全体を支配して、観客はThis Is Thisの演奏に自然と身体で大きくリズムを取り、独特のグルーヴが支配していた。

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今年は音源のリリースだったり、海外からのアーティストをサポートしたり、露出が多くなって行くとのこと。ちゃんとした音源が出たら、きっと注目される存在になるんだと思う。

あと2バンドくらい観てから西院を後にした。2つともかっこよかった。
ライブの迫力に押されてしまって、また挨拶することができず。ごめんなさい。藤本さん。また観に行きます。

TJ

LADY FLASH @ 梅田HARDRAIN

久しぶりにLADY FLASHのライブ観に行ってきた。
この日は [りんご音楽祭] って長野のロックフェスのオーディションだったみたいで、
お客さんもいっぱいだった。

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メンバーが2人加入して、新体制になったLADY FLASH。
ボクが知っていた2013年くらいまでのLADY FLASHはまだ"いびつ"なバンドだった。
楽曲や演奏もそうだったし、バンドの立ち位置、活動の意識も"いびつ"だった。
インディー色が強いと言えば聞こえが良く、趣向が共感するところにはものすごく訴求するんだけど、そうじゃないところにはちょっと厳しいところがまだあった。ただ、その"いびつ"なところがこのバンドの良いところでもあり、同時に課題でもあった。

あれから2年が経って目の前のバンドは、LADY FLASHでありながら、LADY FLASHではない、くらいの印象があった。
"特定の人だけにフックするようないびつさ"は薄くなった。その代わり、演奏とパフォーマンスが安定し、"人に音楽を届ける、パフォーマンスを届ける"という面では見違えるほどわかりやすいバンドになった。
セットリストも幅広く、ライブが楽しめる構成だった。2013年当初は「バンドの感じと違うからできない」と演奏してなかったギターロック曲「ACROSS MY EYE」(JETSET限定として添付したつよくてニューゲームEPのアウトテイク集に収録)も入っていた。
当たり前だけど、人前で演奏するロックバンドである以上、こっちが正解だ。
初めて聴いた曲も、LADY FLASHである期待を外さない良い感じだったし、個人的には「吸血鬼大集合」が聴けたのがうれしかった。

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ただ、この日は急に決まったと言う事もあってか、プレ-ライブなところもあったみたい。

来週、3/15に彼らの自主企画のイベント@ 心斎橋COMPASS http://ladyflash.web.fc2.com/
があって、本格的な新生LADY FLASHのスタートはここになる模様。

TJ

プロフィール

HN:
TJ
性別:
非公開
自己紹介:
since 2008.

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