すでに開催日から1週間がたってしまい、記憶もあいまいですが、
続きを書きます。
THE CIGAVETTESはインディーなのかどうかわからないので、
とりあえず、顔はわからないように撮影しました。
ライブはかなり良かった!
まず出音はCD音源に収まっているあのUK ROCKな作りこんだ音像を再現に注力してる。
特にライブの音であそこまでボーカルのコーラスが再現できるとは思わなかった。
そしてギターパート2人をはじめとした他のパートとのバランス感が本当に絶妙。これぞ"プロフェッショナル"という音だ。
でもステージ上では完全にロックンロールバンドで熱いアクションを見せてくれる。
特にボーカル山本政幸氏の九州男児感溢れるツイストダンスがステージ上を良い感じに華々しくさせる。
THE CIGAVETTESの曲調はモッズだったり、ギターロックだったり、パワーポップだったり、メロディアスなギターものが多い。それに原色のロックンロールを被せてくるズルさったら無い。
そして、随所に差し込んでくるユーモアさ。フォロワーが居るということで、歌詞の間にveni vedi vicious「cosmo」を入れてくる。しかも曲を知ってる人しかわからないような薄い被せ方で。カバーで「teenage kick」だったり、[Ever fallen in love]なんていう70年代パンクの名曲を入れてくる。しかも彼らのオリジナル曲との親和性が良くって、こんなにカバー曲がしっくり来るバンドも珍しい。
ということで、ロックバンドかくあるべきと言った風格でパフォーマンスを見せてくれたTHE CIGAVETTES。
いやー、残っていて良かった。
★★★★☆
この日のオーガナイザーであるNOKIES!
さすがにフロアにお客さんはたくさん入っていた。
彼らのライブを見るのは1年くらいのブランクがあったけど、ボクが知ってる頃のFOALSとかみたいな、
いわゆる跳ねる系のダンスロックな曲調とはまた違うものになっていた。
今では彼らの代表曲になっている「OSLO」を中心にしてエモーショナルでサイケデリックな、
例えればスクリーマデリカやSECOND COMING のような方向ではないだろうか。(ボクの勝手な印象)
彼らの目指すものは変化していた。
個人的に言えば、自分たちのスタイルを進化させることを諦めてたり、妥協でごまかしているバンドは観る価値が無いと思ってる。
反して、自分たちのスタイルに悩みながら進んでいるバンドは見応えがある。
その時の自分たちのリアルタイムの姿をそのまま見せているバンドは独特の緊張感を持っていると思う。
ボクの知っている範囲でも彼らは幾度も曲のスタイルを変化させている。
そしてその度にフォロワーを拡充させてきた。今後のNOKIES!の進路が楽しみだ。
★★★
次回、NOKIES!オーガナイズのCOUNT COUNT COUNTは3/31(土)に開催。
会場はクラッパーなんで、「再入場禁止」ルールは無いかな?
なんと新しい音源も製作中というmonochrome chocolateが出演!
NOKIES!とはこの1月に共演してそのままイベントへの誘いを出したとのこと。
ピョンピョンとジャンプして、最後はクラッパー楽屋側に転がっていく吉久さんの姿が脳裏に浮かびます。
TJ
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