はじめはライブハウスのブッキングに出てたが、更新するごとに話題のイベント出演し、今年2月にMV『CITY』を公開。音楽サイトで「注目の新人」として紹介されたことをきっかけにプレビュー回転が急増した。先週に渋谷タワレコのイベントで発売されたSingle CD-Rは即効でSOLD OUTになったと言う。そして今回、上り調子のJurassic Boysが初の大阪ライブに至った。
オープン前に話がしたく、昼過ぎにRyusho君にメールすると「今から飛行機に乗るところ」と返信が来た。バンドのツアーと聞くとボロいワゴン車か深夜バスで前の日から10時間くらいかけて移動する印象がある(楽屋で米を炊くバンドもいた)。でも超スマートバンドのJurassic Boysは国内線で来阪し、オープン前の17時半には超余裕で、ハコ前のベンチでほか弁を食べていた。相変わらずクールな連中だ。
しかしながら、ライブの音はいたって"Jurassic的にワイルド!
エッジの利いた重めのロックギターサウンドと、踊るように着実にリズムを刻むドラミングがタバコの煙で充満したセカンドラインのフロアに響きわたる。
冒頭、未発表曲→浪速にはないニューミュージック感満載なMC「Yeah。東京から。ジュラシックボーイズ」→名曲『アメリカの友人』という冒頭5分の流れですでに100万点は叩き出してた。大阪の地でも「いつまでも終わらないかもしれない」と思わせるほど情熱的でロマンチックな歌と音を鳴らし、フロアの客を踊らせていた。
今回の音源に収録されている新曲の『CHRISTMAS CHERRY COKE』と『CITY』の実演はもちろん最高だったが、いくつか演奏された未発表曲もこれからのJurassic Boysを予見させる秀作ばかりだった。
私はJurassic Boysの曲を旅先で聴くのが特に好きだ。あの叙情的な歌が旅先にマッチする。それこそ『CITY』はいろんな街の海を見ながら、山を見ながら、電車の中、バスの中、飛行機の中、タクシーの中、待合室で聴いた。早く次の曲を出して欲しい。それを持ってペナンあたりに行きたいぞ。
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